時間切れだね
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なつかしいあのひとにあいたい、とは日頃常々思っていますが、未だ見ぬあのひとに逢いたい。とはなかなか思わないものです。いや、もしかしたらこれまでの人生の中ですでに逢っているのかもしれませんが。
なんというか、たまに、自分の体の一部が欠けているような感覚に襲われます。誰か他の人とつながってはじめて自分が満たされる感覚というんですか。若干気持ち悪いですが。
うまく表現できませんが、僕と彼の人とあって僕が僕になる。と、こんな感じです。
季節はもうすっかり冬ですね。僕の街ではこの間雪が降りました。バイトの日だったので、僕は死ぬかと思いましたが午後からは晴天で、キンと冷えた風が疲れた体をさらに痛めつけるのでなんとも言えない心苦しさでした。
大学の中に猫がいます。どこかで飼われていたのか、人になつき、建物の中やキャンパスの中でみんなにかわいがられています。たまに誰もいないところでこの猫に遭遇する時がありますが、そんなときは寝ている隣に座り首元をなでてやります。喉を鳴らして気持ちよさそうに寝る猫を見ると、僕はそいつがひどくうらやましくなったりします。お前はいいね、みんなに愛されてる。そんな気持ちでなでていると、そいつが目を開けて僕を見るんです。きっと私もいろいろ気苦労しているんだよと言いたいんだろうな。
冬だからってうつむいてばかりいたら駄目だなぁ。
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