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夕染逢想

時間切れだね

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活字の行先

久しぶりにこれはひどいと思った。

http://mainichi.jp/select/opinion/kinji/news/20080804k0000e070066000c.html


新聞は世の中の事象を幅広く取り扱い国民に情報を伝達するための重要なツール。であったはずなのに、このたった数行の記事を読んだ後の不快感はなんだろう。

題材は「政府」と8月2日に亡くなられた「赤塚不二夫」さんと「エスカレーター事故」
先日亡くなられたばかりの故人のネタを政府の批判に使うという不謹慎ぶり、赤塚不二夫さんなら笑って許しそうではあるが、最後の一文はあわや大惨事となるかもしれなかったエスカレーター事故をまるでちょっとした笑い話のような感覚で取り扱っている。
もはやモラルとかそんな問題ではない。先日から話題になっている毎日新聞社の英文サイトでの騒動に関しても、当該の記事を削除するだけ。かつての新聞界の雄の面影はいまやどこにも見られない。

皮肉ならそれにふさわしい場所で書けばいい。新聞という日本が世界に誇れる文化の評を貶めるのはやめてほしい。
自分で自分の首をしめているのだから世話はないが。


最近、ますますテレビ、新聞から離れていく自分がいる。新聞はかろうじて読む価値(あまり価値という言葉も使いたくない)があるが、テレビにおいてはもはや情報としての価値も、娯楽としての価値も、まったく感じない。

プロパガンダという言葉も、この記事の前では高尚に聞こえてしまうから不思議だ。

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