時間切れだね
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本格理系ミステリ一冊
すべてがFになる/森博嗣
事件は起こり、そしてもう終わっている。
森ミステリは読んでいて頭が痛くなる。延々と数学の問題を解かされているようだ。しかし絶対にやめられない。森ミステリは答えを探すミステリではないからだ。答えは既に出ている。しかし目の前に在るのは問題なのだ。
今日は書きたくないと思ったけど書きます。
人間関係とは虚数のようなものだと思う。
無いのに、在る。見えず、触れず、存在しないはずなのに、定義され、しっかり名前まで付いている。
そしてそれのことを考え、悩むなんて、本来馬鹿らしいことだ。だがどうだ、人間は意味もなく、形もなく、価値も無いものでしか悩まない。
聞こえるもの、見えるものだけが真実であれば、世界はもっと平和になれる。人間はもっと幸せでいられる。
そして現在、聞こえるもの、見えるものが真実と定義されているうちは、平和なんてものは虚数と一緒だ。
X=
この答えが出ずに思考が回転を止める。答えを出す以外の道は一つ。Xを消せばいい。
しかしまぁ、それは認められないんだよなぁ。
悲しいかな、悲しいかな。
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